事件記録アーカイブ 一覧 (全 4 件中 1〜4 件)

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Kindleで出版しました 金子文子と朴烈事件: 『何が私をこうさせたか』現代語版と大逆事件・犯罪心理分析 無料

Kindleで出版しました 金子文子と朴烈事件: 『何が私をこうさせたか』現代語版と大逆事件・犯罪心理分析

「何が私をこうさせたか」 金子文子自身が残したこの言葉は、そのまま彼女の人生を考える問いでもあります。 1903年、横浜に生まれた金子文子。 幼いころ父に捨てられ、戸籍を持たない「無籍」の子として育ちました。 学校へ行きたくても、自由には行けない。 家族の中にも安心できる居場所がない。 やがて朝鮮の親族の家へ引き取られますが、そこでも厳しい生活が待っていました。 一方で、朝鮮人から受けた優しさや、植民地支配の現実にも触れていきます。 日本へ戻った文子は東京へ出て、新聞売り、露店商い、女中奉公などで生活しながら学び続けました。 そして1922年、一人の朝鮮人青年と出会います。 朴烈。 朝鮮の農村に生まれ、貧しい生活の中から学問を求め、日本へ渡った青年でした。 二人は恋人となります。 しかし、それだけではありませんでした。 「なぜ人間は人間を支配するのか」 「国家とは何か」 「天皇とは何か」 二人は思想を共有する同志にもなっていきます。 やがて話は皇室への攻撃や爆弾へと進み、朴烈は実際に爆弾を手に入れようと人に働きかけます。 しかし爆弾は届きませんでした。 実行日も決まっていませんでした。 襲撃も起きていません。 それでも、関東大震災後の混乱の中で拘束された二人は、やがて大逆罪で裁かれることになります。 思想だったのか。 準備だったのか。 それとも、すでに犯罪だったのか。 そして、金子文子はなぜ国家や家族制度、天皇制そのものを否定する思想へ進んだのか。 本書は朴烈事件だけでなく、一人の少女がどのように生き、考え、朴烈と出会い、国家と正面から衝突するまでになったのかを追った一冊です。

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Kindleで出版しました 古田大次郎 革命家はなぜ殺人者になったのか: 『死刑囚の思ひ出』で読み解くギロチン社事件と犯罪心理 無料

Kindleで出版しました 古田大次郎 革命家はなぜ殺人者になったのか: 『死刑囚の思ひ出』で読み解くギロチン社事件と犯罪心理

「言葉だけでは、社会は変わらない」 そう考えた青年は、やがて行動を求めるようになりました。 そして、 「もっと行動を」 「もっと激しい行動を」 と進んでいった先で、一線を越えます。 古田大次郎。 学生時代に社会主義思想に触れ、学生運動、農村運動を経験し、やがて無政府主義へと接近していった青年です。 古田は当初から暴力を求めていたわけではありませんでした。 社会を変えたい。 貧しい人々の生活を良くしたい。 言葉だけで終わりたくない。 そうした思いがありました。 しかし、行動を重視する考えは次第に過激化します。 仲間との関係。 国家権力への怒り。 関東大震災後の社会状況。 大杉栄らの死。 革命資金を得るための「リャク」。 そして銀行員襲撃。 古田自身は後に、自分が進んだ道を振り返り、一線は突然越えたのではなく、少しずつ見えなくなっていったのだと考えています。 獄中では自由、死、恋愛、家族、友情についても思索しました。 革命や国家という大きな言葉を追っていた青年が、鉄格子の中で、家族と食事をすること、友人と話すこと、町を歩くことといった、ごく普通の生活の価値を考えるようになります。 革命家。 テロリスト。 犯罪者。 死刑囚。 古田自身も、自分を一つの言葉だけで説明することはできないと記しています。 本書は、事件史だけでは見えてこない古田大次郎という一人の人間を、本人自身の言葉から読み直す一冊です。

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Kindleで出版しました 甘粕正彦 軍人はなぜ一線を越えたのか: 大杉栄・伊藤野枝殺害、軍法会議、満洲、そして現代犯罪心理学による人物分析 無料

Kindleで出版しました 甘粕正彦 軍人はなぜ一線を越えたのか: 大杉栄・伊藤野枝殺害、軍法会議、満洲、そして現代犯罪心理学による人物分析

「冷酷な殺人者」と「部下に慕われた指導者」。 この二つの人物像は、本当に同じ一人の人間の中に存在できるのでしょうか。 甘粕正彦。 少年時代から陸軍の教育を受け、歩兵将校となり、負傷をきっかけに憲兵へ転じた軍人でした。 そして1923年9月16日。 関東大震災後の非常事態の中、大杉栄、伊藤野枝、橘宗一の三人が憲兵隊へ連行され、命を奪われます。 甘粕は事件の中心人物として軍法会議にかけられ、懲役10年の判決を受けました。 ところが、その人生はそこで終わりません。 出獄後、甘粕は満洲へ渡り、満洲国のさまざまな組織に関わり、やがて満洲映画協会の理事長となります。 そこには、「甘粕事件の犯人」という一言だけでは説明できない人物像があります。 なぜ、責任感や使命感を持った人間が、法と倫理の境界を越えることがあるのか。 なぜ、部下や仲間を守る人間が、別の人間に対しては冷酷な判断を下すことができるのか。 そして、「国家のため」「組織のため」「非常時だから」という考えは、人間の判断をどこまで変えてしまうのか。 本書は甘粕事件だけを見るのではなく、一人の少年が軍人となり、事件を起こし、裁かれ、それでも再び巨大な組織の中枢へ戻り、敗戦とともに生涯を終えるまでを追った記録です。

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Kindleで出版しました 井上日召――求道者はなぜ暗殺を選んだのか: 血盟団事件・『梅乃実』『日本精神に生よ』・現代プロファイリング 無料

Kindleで出版しました 井上日召――求道者はなぜ暗殺を選んだのか: 血盟団事件・『梅乃実』『日本精神に生よ』・現代プロファイリング

「なぜ、自分は生きているのか」 「善とは何か。悪とは何か」 幼いころから物事を疑い、「なぜ」と問い続けた井上日召。 青年期にはキリスト教に接近し、船員、工場労働者、教師、兵士、学生を経験。その後は満洲や中国大陸へ渡り、満鉄勤務や情報活動、商売など、さまざまな世界を歩きました。 やがて宗教的な求道の末に、自分なりの「答え」を得たと確信します。 しかし、その確信は次第に社会改革、国家改造へと結びつき、1932年、井上準之助と団琢磨が殺害された血盟団事件へとつながっていきます。 なぜ、答えを求め続けた人間が、自らの答えを疑わなくなったのか。 なぜ、社会を良くしたいという思いが、政治暗殺という行動へ変わっていったのか。 本書は事件だけを見るのではなく、井上日召という一人の人間がそこへ至るまでの長い過程を追った記録です。

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