Kindleで出版しました

『金子文子と朴烈事件』

をAmazon Kindleで出版しました。

関東大震災直後に逮捕され、やがて大逆罪に問われることになった金子文子と朴烈。

本書では、二人の生い立ちから出会い、思想、朴烈事件、逮捕、裁判、その後までを追うとともに、金子文子『何が私をこうさせたか』を現代の読者にも読みやすい文章で収録しています。

事件だけでは見えてこない、金子文子という一人の女性の人生にも焦点を当てました。

ご興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。

記事概要

1923年9月3日。

関東大震災からわずか二日後、朝鮮人の無政府主義者・朴烈と、日本人女性・金子文子が警察に拘束されました。

この時点で二人が爆弾を投げたわけでも、皇室を襲撃したわけでもありません。

しかし捜査が進む中で、朴烈が爆弾を入手しようとしていた事実や、二人が皇室への攻撃について語っていたことが明らかになり、事件はやがて大逆罪へと発展していきます。

1926年3月25日、二人には死刑判決が言い渡されました。

本書では、この「朴烈事件」を第三者資料から時系列で追うとともに、金子文子自身が残した『何が私をこうさせたか』を現代語で収録しています。

さらに、生い立ち、家族との関係、朝鮮での生活、貧困、差別、朴烈との出会い、思想の先鋭化などをもとに、金子文子という人物を現代的な視点から考察しています。