Kindleで出版しました
『甘粕正彦――軍人はなぜ一線を越えたのか』
をAmazon Kindleで出版しました。
1923年の甘粕事件で歴史に名を残した憲兵大尉・甘粕正彦。
大杉栄、伊藤野枝、そして6歳の橘宗一が命を奪われた事件だけでなく、甘粕の生い立ち、軍人としての歩み、裁判、獄中生活、満洲での活動、満洲映画協会理事長時代、そして敗戦直後の最期まで、その生涯を追った一冊です。
ご興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。
記事概要
1923年9月16日。
関東大震災後の混乱が続く東京で、無政府主義者・大杉栄、伊藤野枝、そして6歳の橘宗一が憲兵隊へ連行され、命を奪われました。
後に「甘粕事件」と呼ばれることになるこの事件の中心にいたのが、憲兵大尉・甘粕正彦です。
しかし、甘粕の人生は事件だけでは終わりませんでした。
軍法会議で裁かれ、服役した後に出獄。フランス滞在を経て満洲へ渡り、やがて満洲映画協会の理事長となります。そして1945年、日本の敗戦と満洲国の崩壊を目前に自ら命を絶ちました。
本書では、その生涯を時系列で追うとともに、甘粕自身の著書『獄中に於ける予の感想』を現代の読者にも読みやすい文章で収録。
さらに現代の犯罪心理学・社会心理学などの視点を手がかりに、
「甘粕正彦は、なぜ一線を越えたのか」
という問題を考察しています。
