Kindleで出版しました
『死刑囚の思ひ出――古田大次郎 現代文訳』
をAmazon Kindleで出版しました。
社会運動から無政府主義へと接近し、やがて過激な行動へ進んでいった古田大次郎。
本書では、古田自身が残した回想を、原文の内容をできるだけ尊重しながら、現代の読者にも読みやすい文章にしています。
事件だけでは分からない、一人の青年の迷い、思想、後悔、恋愛、獄中での思索が記された一冊です。
ご興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。
記事概要
『死刑囚の思ひ出』は、古田大次郎が自らの生涯を振り返って記した文章です。
少年時代の反抗心、早稲田時代の社会主義との出会い、学生運動、農村運動、無政府主義者たちとの交流。
そして「言葉だけでは社会は変わらない」という思いが次第に強くなり、より直接的で過激な行動へと進んでいく過程が、本人の視点から語られています。
その先で古田は銀行員襲撃に加わり、一人の人間の命を奪います。
革命のためだった。
社会を変えるためだった。
しかし獄中で過去を振り返った古田は、思想が純粋であっても、その行動によって奪われた命が戻るわけではないという現実と向き合っていきます。
本書では、そうした古田自身の言葉を、現在の読者にも読みやすい現代文としてまとめています。
