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Kindleで出版しました 古田大次郎 革命家はなぜ殺人者になったのか: 『死刑囚の思ひ出』で読み解くギロチン社事件と犯罪心理 無料

Kindleで出版しました 古田大次郎 革命家はなぜ殺人者になったのか: 『死刑囚の思ひ出』で読み解くギロチン社事件と犯罪心理

「言葉だけでは、社会は変わらない」 そう考えた青年は、やがて行動を求めるようになりました。 そして、 「もっと行動を」 「もっと激しい行動を」 と進んでいった先で、一線を越えます。 古田大次郎。 学生時代に社会主義思想に触れ、学生運動、農村運動を経験し、やがて無政府主義へと接近していった青年です。 古田は当初から暴力を求めていたわけではありませんでした。 社会を変えたい。 貧しい人々の生活を良くしたい。 言葉だけで終わりたくない。 そうした思いがありました。 しかし、行動を重視する考えは次第に過激化します。 仲間との関係。 国家権力への怒り。 関東大震災後の社会状況。 大杉栄らの死。 革命資金を得るための「リャク」。 そして銀行員襲撃。 古田自身は後に、自分が進んだ道を振り返り、一線は突然越えたのではなく、少しずつ見えなくなっていったのだと考えています。 獄中では自由、死、恋愛、家族、友情についても思索しました。 革命や国家という大きな言葉を追っていた青年が、鉄格子の中で、家族と食事をすること、友人と話すこと、町を歩くことといった、ごく普通の生活の価値を考えるようになります。 革命家。 テロリスト。 犯罪者。 死刑囚。 古田自身も、自分を一つの言葉だけで説明することはできないと記しています。 本書は、事件史だけでは見えてこない古田大次郎という一人の人間を、本人自身の言葉から読み直す一冊です。

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