Kindleで出版しました 井上日召――求道者はなぜ暗殺を選んだのか: 血盟団事件・『梅乃実』『日本精神に生よ』・現代プロファイリング
「なぜ、自分は生きているのか」 「善とは何か。悪とは何か」 幼いころから物事を疑い、「なぜ」と問い続けた井上日召。 青年期にはキリスト教に接近し、船員、工場労働者、教師、兵士、学生を経験。その後は満洲や中国大陸へ渡り、満鉄勤務や情報活動、商売など、さまざまな世界を歩きました。 やがて宗教的な求道の末に、自分なりの「答え」を得たと確信します。 しかし、その確信は次第に社会改革、国家改造へと結びつき、1932年、井上準之助と団琢磨が殺害された血盟団事件へとつながっていきます。 なぜ、答えを求め続けた人間が、自らの答えを疑わなくなったのか。 なぜ、社会を良くしたいという思いが、政治暗殺という行動へ変わっていったのか。 本書は事件だけを見るのではなく、井上日召という一人の人間がそこへ至るまでの長い過程を追った記録です。
