派遣モデル女子大生殺害事件 「仕事」として向かった21歳の女性と、社会の隙を探し続けた丹羽雄治
まだ夜が明けきらない午前4時45分ごろ。 愛知県犬山市にある愛知県警犬山署の駐車場へ、一台の軽乗用車が入ってきた。 運転していたのは、愛知県一宮市に住む丹羽雄治。 当時45歳だった。 丹羽は車を止めると警察署へ向かった。 手には、血の付いた折り畳み式のナイフがあった。 そして署員を前に、短く告げた。 「女性を殺した」 さらに一枚の学生証を差し出した。 「この人です」 署員が駐車場に止められた軽乗用車を確認する。 助手席には、若い女性がいた。