大正10年 名古屋駅行李詰死体事件の全貌|コカイン強奪と死体鉄道輸送の真相 名古屋駅
大正10年(1921年)12月17日、名古屋駅に送られた行李(旅行鞄)から24歳の青年の絞殺遺体が発見された「名古屋駅行李詰死体事件」の全貌を解説します。東京・日本橋の薬種商に勤める被害者は、コカインの強奪を企てた川原井庄松らによって芝口の旅館へ誘い出され、泥酔させられたうえで細紐で絞殺されました。犯人たちは遺体を行李に詰めて鉄道で名古屋へと発送し、事件の発覚と捜査を遅らせようと画策しましたが、数日後に漂った腐敗臭により駅員が箱を開け、犯行が露見しました。薬品の取引関係を利用した強盗殺人への変貌と、遺体発見からわずか6日で主犯を横浜で逮捕し死刑判決に至った捜査の軌跡を詳しく紐解きます。
