昭和21年 市田村一家七人殴殺強盗事件 五人の子供まで奪われた戦後長野の未解決大量殺人
現金を持っていても、店へ行けば好きなものを買える時代ではない。 むしろ農村が保管している米や籾の方が、紙幣以上に確実な価値を持つことさえあった。 そんな戦後の混乱期。 長野県下伊那郡市田村。 現在のような交通網も通信網もなく、山と田畑に囲まれた農村で、一家七人が一夜のうちに殺害された。 事件現場となったのは、市田村大島山部落にあった後沢家だった。 前年まで一家の主だった後沢倉蔵はすでに亡くなっていた。
昭和・平成・令和に起きた事件を記録するノンフィクション・アーカイブ
現金を持っていても、店へ行けば好きなものを買える時代ではない。 むしろ農村が保管している米や籾の方が、紙幣以上に確実な価値を持つことさえあった。 そんな戦後の混乱期。 長野県下伊那郡市田村。 現在のような交通網も通信網もなく、山と田畑に囲まれた農村で、一家七人が一夜のうちに殺害された。 事件現場となったのは、市田村大島山部落にあった後沢家だった。 前年まで一家の主だった後沢倉蔵はすでに亡くなっていた。