昭和22年 八百屋番頭殺し事件|村上で雪に消えた帝大卒集金人の悲劇 新潟県岩船郡村上町大保田町 新潟県村上市 新発田市 八百正 八百金
昭和22年(1947年)12月29日、新潟県村上町(現在の村上市)で発生した強盗殺人事件の全貌に迫ります。戦地から復員し、身重の妻と生活の再建を図っていた旧東北帝大出身の青果商集金人が、約八万五千円という多額の現金を持ったまま吹雪の夜に姿を消しました。当初は「大金の持ち逃げ」を疑う声もありましたが、彼の誠実さを信じる店主と、不審点を見逃さなかった警察の執念の捜査により、最後の訪問先であった青果店にいた男による凶行が浮かび上がります。巧妙な偽装工作を打ち砕いた遺留品の発見劇と、戦後復興期の社会に落とされた悲劇の背景を紐解きます。
