昭和29年 利府村一家六人殺傷事件、逃亡犯の逆恨みが幼児を巻き込んだ大量殺人 宮城県宮城郡利府村加瀬字女ヶ島 現在の宮城県宮城郡利府町
昭和29年(1954年)9月14日の夜、宮城県宮城郡利府村(現在の利府町)で発生した一家六人殺傷事件の全貌に迫るノンフィクション記事です。業務上横領で全国指名手配され逃亡中だった佐々木久雄(当時24歳)が、借金を断られた逆恨みから農家へ侵入し、一家を襲撃しました。暗闇での人違いを機に犯行を拡大させ、標的とは無関係な幼児を含む3人が死亡、3人が重軽傷を負うという凄惨な結果を招きました。自らの失敗の責任を他者へ転嫁し、何度も引き返す機会がありながら最悪の選択を繰り返した犯人の心理や、偶然の物証発見から死刑判決に至るまでの経緯を、当時の史料をもとに詳細に紐解きます。
