昭和10年・刈屋村「娘殺し事件」 実の娘を殺害した男の異常な執着と連続犯罪の全貌 岩手県下閉伊郡刈屋村 岩手県宮古市刈屋
昭和10年(1935年)、岩手県刈屋村(現在の宮古市)で起きた凄惨な「娘殺し事件」。林業会社の飯場で働く男・石川清次郎は、同僚の内縁の妻に対する異常な執着から、「娘がいなくなれば彼女と駆け落ちできる」という恐ろしい思い込みを抱きます。そして、これまで各地を共に放浪してきた10歳の実の娘・ミドリを山中へ連れ出し、自らの手で殺害しました。しかし、思い描いた結末は訪れず、女が来なかったことで逆恨みをした男の狂気は、放火や猟銃窃盗、さらなる殺人計画といった連続犯罪へとエスカレートしていきます。本記事では、男の身勝手な願望が引き起こした昭和の凶悪事件の全貌と、理不尽に犠牲となった少女の悲劇を紐解きます。
