荒川放水路バラバラ死体事件 女教師・宇野冨美子が警察官の夫を殺害
足立区本木町付近には、近所の子供たちが「日の丸プール」と呼ぶ浅い入り江があった。 正式なプールではない。 葦の生える、ただの水辺だった。 昭和二十七年五月十日。 その場所を訪れた少女たちは、水辺に不審な包みがあることに気づいた。 新聞紙などで包まれ、麻ひもで縛られている。かなり大きい。 最初は、犬か猫の死骸ではないか。 そんなものに見えたのかもしれない。 しかし、包みの中から現れたものは、 動物ではなかった。人間だった。
昭和・平成・令和に起きた事件を記録するノンフィクション・アーカイブ
足立区本木町付近には、近所の子供たちが「日の丸プール」と呼ぶ浅い入り江があった。 正式なプールではない。 葦の生える、ただの水辺だった。 昭和二十七年五月十日。 その場所を訪れた少女たちは、水辺に不審な包みがあることに気づいた。 新聞紙などで包まれ、麻ひもで縛られている。かなり大きい。 最初は、犬か猫の死骸ではないか。 そんなものに見えたのかもしれない。 しかし、包みの中から現れたものは、 動物ではなかった。人間だった。